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 本当に何でも出来るの?

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正解は、「何でも出来る」ではなく、「何でも請ける事が出来る」便利屋が良い便利屋です。

「便利屋はどんな仕事が出来るの?」の項でも触れましたが、優れた便利屋と言えども人間ですから、必ず出来る事出来ない事があります。
ただし「何でも請け負う事が出来る便利屋」は存在します。(もちろん、犯罪以外)

出来ない依頼は、専門家に助けを借りるからです。これは良い便利屋です。
「グランドピアノを運んでほしい」
こんな依頼が入ってきた時は、知り合いのピアノ運送業者に頼む。そんな便利屋です。

ピアノは運んだだけでは終わりません。
調律が伴います。
そこまで出来る便利屋はまずいないはずです。
となると、いかにたくさんのネットワークを持っているかも、良い便利屋の条件でしょう。

もうひとつの問題は、依頼者側が「便利屋は何でも屋だから、何でもできる」。だから仕事は断らない!と誤解している部分もあるようです。
特に、便利屋に依頼したことがない人が持っているイメージなのですが、

  • 何でも出来るなんでありえない
  • じゃあなんで専門業者がいるの?便利屋がなんでも出来るなら要らないでしょ?おかしい
  • 便利屋はスーパーマンなの?どんな依頼も断らないの?
といった先入観なあるようです。

でも、そうではないんです。

便利屋には、他の業種と違う特殊性があります。
それは何かというと、他の業種(専門業者など)は、サービス内容を業者側が詳しく決めます。

しかし、便利屋は『利用者が依頼した内容がサービスになる』のです。つまり依頼者がサービス内容を決めます。
便利屋側で決められません。だから便利屋のサービス説明が「よくある依頼」だったり「その便利屋が得意なサービス」だったりになるわけですが、その説明も便利屋によって様々ですし、地域によっても違ってきます。

「便利屋は何でも出来る」のではなく、「何でも依頼として来る可能性がある」。それをやるから何でも屋と呼ばれることがあるのでしょう。

もっとシンプルに分かりやすく言うと、「何でも相談できる」のが便利屋です。

そして、便利屋側では、利用者から依頼を受けなければ、何をするするかわからない。便利屋が何をするかは、依頼者が決めます。

そのような理由から、便利屋側のスタンスとして「何でもご相談ください。自分が出来ることでお役に立てる事なら何でも致します」という形になります。
このような意味での何でも屋、ですね。

もくじ

便利屋って何だ?
そもそも便利屋って?
便利屋のイメージとよくある誤解
便利屋はどんな仕事が出来るの?
便利屋が出来ない仕事
こんなときに便利屋に頼むと便利
便利屋のここが不安
本当に何でも出来るの?
サービス内容が分かりにくい
料金が分かりにくい
情報が少なすぎる
秘密やプライバシーは守ってくれるか?
いざ便利屋に頼むとすれば
良い便利屋の探し方
問合せの方法は?
見積りで失敗しないために
適正価格の判断基準
専門業者か便利屋か?
こんな便利屋の使い方が便利でお得
掃除・片付けなら、こう使え!
引越しならこう使え!
代行してもらうなら、こう使え!
遠方からの依頼は、こう使え!
修理を頼むなら、こう使え!
トラブルにならないために
便利屋との上手な付き合い方
おわりに

番外編:便利屋インタビュー

1.依頼者と便利屋の架け橋に
2.便利屋になった理由は「怖いもの見たさ」
3.便利屋が全部出来るわけはない
4.便利屋の仕事はどれも楽しい
5.本当は便利屋なんていらない
6.依頼者は一人暮らしの女性が多い
7.意外に少ない大工仕事
8.遠方から依頼して得する便利屋活用法
9.入り口よければ出口よし
10.一生付き合えるのが便利屋

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