このエントリーをはてなブックマークに追加

 便利屋インタビュー(1):依頼者と便利屋の架け橋に

スポンサードリンク

現役便利屋ポッポさん(仮名。ライター兼業)

【プロフィール】
長年勤めていた公務員を辞めてライターとして独立
偶然、居酒屋で知り合ったリフォーム会社の大将に「一緒に便利屋をやってみないか」と声をかけられ、ライター兼便利屋として活動を開始し、現在に至る
神戸市出身 37歳

便利屋ポータルサイトが依頼者と便利屋の架け橋になってほしい

【聞き手】 はじめまして。この度は便利屋ポータルサイトの立ち上げにご協力いただきましてありがとうございます。プロの方がいたために、おかげさまで他の同様のサイトよりかなり濃い目のサイトが出来上がりました。

【ポッポ】 ありがとうございます。私自身もこれまで数年、便利屋をやってきてつくづく思っていたのですが、便利屋と依頼者の間でとても大きな溝があるのです。

【聞き手】 溝とは?

【ポッポ】 ご存知の様に便利屋をやっている人の多くはリフォーム屋だとか、大工さんなどのサイドビジネス的な要素がとても強いのですよ。もちろん、便利屋一本で頑張っている人も沢山いますが、その人たちの多くがどちらかと言うと体育会系、もっと悪く言うと肉体が売り物。(笑)オタク系の人は便利屋にはいません。ですから、パソコンなりインターネットの知識があまりない人が多いのですよ。
ところが、今は完全にインターネット時代。特に若い人たちはスマートフォンでしょ。便利屋でスマートフォンを持ってる人はあまり見たことがない。(笑)
ちょっとした引越しをしようとすると、パソコンやケータイで検索をするわけですが、便利屋のホームページはそれはそれはヒドイもんです。
もちろん、中にはちゃんとしたホームページもありますが、大抵の便利屋はインターネットの重要さに気が付いていない、あるいは気が付いていてもたどり着かないんです。

【聞き手】 便利屋さんはインターネットをうまく活用出来ていないという事ですか?

【ポッポ】 そうです。そこで私自身もポータルで使いやすい便利屋のサイトがあればいいなとつくづく思っていたところです。
そんな誰でも簡単に参加出来るポータルサイトがあればインターネットに強くない便利屋でも気軽に参加出来るじゃないですか。

【聞き手】 確かに言われる通りですが、どんな便利屋でも手軽に参加出来るとすれば、今までインターネットに強かったポッポさんにとって平等は不利益になるのではないですか?

【ポッポ】 それは一理あります。でも、一番大切なのは便利屋の認知度なんです。やはり、この仕事を始めて思ったのは、便利屋とはどんな仕事か?あるいは怪しい仕事をしてるんじゃないか。などと実際の便利屋に会わないままに勝手に便利屋のイメージを作っている人や、便利屋の存在そのものを知らない人が沢山いるんですよ。まず、そんな人たちに便利屋とはこんな人間でこんな仕事をしてるんだ、と正しい認識をもってもらいたいんです。
この仕事のお話を聞いて、一番初めに思ったのがそこなんです。
ですから、便利屋ポータルサイトにはもっともっと正しい便利屋の姿を映し出してもらうために頑張ってもらわなくては(笑)

【聞き手】 了解しました。(笑)

便利屋インタビュー

1.依頼者と便利屋の架け橋に
2.便利屋になった理由は「怖いもの見たさ」
3.便利屋が全部出来るわけはない
4.便利屋の仕事はどれも楽しい
5.本当は便利屋なんていらない
6.依頼者は一人暮らしの女性が多い
7.意外に少ない大工仕事
8.遠方から依頼して得する便利屋活用法
9.入り口よければ出口よし
10.一生付き合えるのが便利屋

このエントリーをはてなブックマークに追加