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 もしも事故やトラブルに遭ったら?

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便利屋の事故やトラブルで多いのは、作業時に家財が傷ついてしまうケースや、別途料金・追加料金の言った言わないのトラブルでしょうか。

事前の対策(最も重要!)

まず前提として、身元がはっきりしている業者に依頼し、契約書やメール等のやり取りを確証として残しておきましょう。
(問い合わせや見積時に怪しいと感じた場合は、契約書にサインすることの無いように!)
作業後は領収書を受け取るようにします。

高価な物品を取り扱うような依頼では、便利屋を選ぶ際に、業者が加入する賠償責任保険の有無について確認しておくと安心です。
家財を移動したり運んだりする依頼も同様ですが、作業時の養生(家財の保護)について念のため聞いておいたほうが無難でしょう。

便利屋側から、保障の条件として、見積金額を上限とするなどを提示されるケースがあるかもしれません。依頼内容や料金、損害が発生するリスクを考慮して、判断しましょう。
例えば、不用品回収やゴミ引き取り、空き地の草むしりといった依頼では、損害の発生リスクが少ないのであまり気にする必要はないかもしれませんが、グランドピアノの移動や高価で大きな壺の運搬といった依頼の場合は、物損事故等に備えて賠償保険加入の便利屋に依頼するといった配慮が必要です。

繰り返しになりますが、無許可営業には、まず注意してください。無料や格安で廃品回収してもらったら、不法投棄された物品を辿って依頼者に警察から連絡が入ることだって考えられます。「タダより高いものはない!」とならないように気をつけましょう。

相談と届出

例えば、掃除の作業中にうっかり花瓶を割ってしまったりしたケースでは、便利屋が賠償責任保険に加入していれば、その保険の適用で弁償されますが、未加入の場合は話し合いでのトラブル解決になるでしょう。

どうしても当事者間で解決できない場合は、国民生活センターや全国の消費生活センターに相談する等が必要になってきます。
http://www.kokusen.go.jp/map/

損害賠償請求

現状復帰をするための金額算定がベースとなりますので、例えば家財の移動時に新築の家の階段と壁に傷がついてしまったケースなどでは、別の業者に補修のための費用を見積もってもらい、その金額を賠償請求するといったことが考えられます。

目次

1.便利屋とは?
1−1.便利屋ってどんなイメージ?
1−2.便利屋によくある誤解 「本当に何でもできるの?」
1−3.こんなとき便利屋に頼むと便利
1−4.便利屋に頼んではいけないこと
2.便利屋のサービスと料金体系は?
2−1.便利屋のサービスはなぜ分かりにくい?
2−2.便利屋の料金はなぜ高い?
2−2−1.追加料金や別途費用について
2−3.専門業者との違い
2−4.悪徳業者は多い?
3.どの便利屋に依頼したらいいの?
3−1.便利屋の選び方
3−1−1.不用品回収やゴミ処分
3−1−2.片付けや掃除・家事代行
3−1−3.草刈り・庭仕事・雪掻き
3−1−4.引越し・運搬
3−1−5.ハウスメンテナンス・修理
3−1−6.代行・軽作業
3−1−7.害虫駆除・蜂の巣撤去
3−1−8.遠方からの依頼
3−1−9.ゴミ屋敷の片付け・汚部屋の清掃
3−1−10.遺品整理
3−2.問い合わせ時の注意事項
3−3.見積もり時の注意事項
3−4.作業時の注意事項
3−5.支払い時の注意事項
4.もしも事故やトラブルに遭ったら?
5.便利屋と上手に付き合っていく方法
6.まとめ

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