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 便利屋の料金は高いの?

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便利屋の料金には、大きく分類して3つあります。

  1. 時間単価の手間賃
  2. 物品ごとの処分費
  3. パック料金
それぞれに見て行きましょう。

(1)時間単価の手間賃

便利屋の料金が高いと思われるゆえんは、一般的にこの手間賃の高さでしょう。

 時間単価 3,000円

賃金が安い地方では2,500円の便利屋もありますし、都心では4,000円近い便利屋もありますが、

 私は時給1000円でアルバイトしているのに、時間3,000円? 高い!!

と思う方もいるでしょう。

結論から言うと、この金額は便利屋が食べていくのに必要な料金です。
便利屋は、ホームページやチラシを作り、ポスティングし、メールの問い合わせ対応をし、電話での相談や質問に答え、無料見積りし、作業をするための下調べや道具・材料調達などの事前準備をし、仕事の段取りを組み、お客様宅へ訪問して作業をします。一日に複数の作業がある時には、移動や待ち時間もあります。
お客様宅での作業は2〜3時間でも、そのために色々と時間を費やしています。それらを含めた料金となります。

便利屋としては、安くすればするほど仕事が取れるでしょうから、もしそれで他社との競争に勝ち残り、生計が成り立つのであれば、できる限り安くするはずです。
ということは、市場での自由競争の結果として、時間単価 3,000円前後で落ち着いているというのが現状でしょう。

便利屋も、1時間3,000円が決して安いとは思っていないでしょう。
ではどうするか?

便利屋ができることは、「3,000円以上の価値がある仕事をするよう精進する」ことです。

例えば、依頼者が普通にやったら6時間掛かる草むしりを、草刈機を使って、更に根っこまで抜いて、2時間半で終わらせる。
あるいは、依頼者では落とすことが出来なかった汚れまでピカピカに綺麗に短時間で掃除を仕上げる。
長年片付けることが出来なかった家をわずか一日たらずですっきり片付けて快適な生活環境に戻してあげる。
依頼者の話を丁寧にお聴きし、お困りごとをしっかりと把握して解決サポートする。

そのような努力をすることで、時間単価3,000円でも依頼者に滿足してもらえる仕事をする。
そしてリピートの依頼を受ける。

リピートの依頼がもらえないと便利屋はやっていけません。
便利屋業界は、新規参入が多く、生き残りの競争が厳しい業界です。

(2)物品ごとの処分費

これは不用品回収の料金設定です。
大抵は自治体の不用品回収料金に少し上乗せされた料金となりますので、その分が高くなります。
(その部分が、便利屋の利益です。)
便利屋の利用メリットは、不用品を家まで引き取りに来てくれるし、部屋の中から運び出してくれるので、自分で回収場所まで運ぶ必要がありません。

また、リサイクルできるものは買取してくれたり、部品取りや資源再利用できるものは無料にしてくれることもあり、便利屋によって料金に差がありますので、複数の見積もりを取って比較検討するのが良いでしょう。

(3)パック料金

ハウスクリーニングや大量のゴミ処分のサービス料金に使われることがあります。
例えば、

  • エアコン分解クリーニングの価格
  • バス/トイレ/キッチンのクリーニング3点セットの価格
  • ゴミ処分で2tトラック満載分の価格
などです。
サービス内容と価格がニーズに合っていれば、利用しやすい形態です。

目次

1.便利屋とは?
1−1.便利屋ってどんなイメージ?
1−2.便利屋によくある誤解 「本当に何でもできるの?」
1−3.こんなとき便利屋に頼むと便利
1−4.便利屋に頼んではいけないこと
2.便利屋のサービスと料金体系は?
2−1.便利屋のサービスはなぜ分かりにくい?
2−2.便利屋の料金はなぜ高い?
2−2−1.追加料金や別途費用について
2−3.専門業者との違い
2−4.悪徳業者は多い?
3.どの便利屋に依頼したらいいの?
3−1.便利屋の選び方
3−1−1.不用品回収やゴミ処分
3−1−2.片付けや掃除・家事代行
3−1−3.草刈り・庭仕事・雪掻き
3−1−4.引越し・運搬
3−1−5.ハウスメンテナンス・修理
3−1−6.代行・軽作業
3−1−7.害虫駆除・蜂の巣撤去
3−1−8.遠方からの依頼
3−1−9.ゴミ屋敷の片付け・汚部屋の清掃
3−1−10.遺品整理
3−2.問い合わせ時の注意事項
3−3.見積もり時の注意事項
3−4.作業時の注意事項
3−5.支払い時の注意事項
4.もしも事故やトラブルに遭ったら?
5.便利屋と上手に付き合っていく方法
6.まとめ

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