片付け力を蘇らせるコーチング

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片付けられないと悩んでいる人は、もうその時点で、本来持っている片付け力をぜんぜん発揮できなくなっているかもしれません。

片付けられないことで、非難され、自分を責め、自信を失くしてしまっている状態では、ますます片付けができなくなります。
萎縮してしまっていて、本来の力の10分の1も発揮できていないのです。

片付けが苦手と言っても、その能力が全くの0ということはありません。
普通の人が100だとしたら、30とか40の片付け力はあるでしょう。
でも、萎縮してしまうと、限りなく0に近づいてしまいます。
それが、「片づけられない」いまの状態です。

まずは、その萎縮を解きほぐし、本来の状態に戻さなければなりませんが、一人でそれに立ち向かうのは危険です。
無防備なままにひとりで挑戦してしまうと、また失敗する可能性が高く、さらに自信を無くしてしまうからです。

どうして、片付かないのか。
どうして、散らかってしまうのか。
どうして、捨てる事ができないのか。
どうして、元に戻せないのか。

片付けができる人には理解できないでしょう。
でも、そうなのです。
捨てられないのです。
元に戻せないのです。

結果的に、いつも無駄な時間を費やしてしまう。
こんなにも時間を費やしたのに、全く片付かない。
もう・・・一人ではできない。
誰か一緒に片付けて欲しい!!

一人ではできない。でも、一緒に片付けると・・・できるのです。
片づけられない人のペースに合わせて、丁寧に教えてあげて。
できたら、アクナレッジメントしてあげて。

どうしてできるの?
あんなに片付けられなかったのに?

その秘密は、コーチングにあります。

本当の片付けコーチは、片づけられない事を受容しています。
本当の片付けコーチは、片づけられないこころを受け入れてくれます。
本当の片付けコーチは、片付けられない人を片付けられるようにする道しるべを知っています。

学ぶことと、教えることは違います。
片付けできるからといって、教えられる訳ではありません。

教えることと、コーチングもちょっと違います。
必要なのは、知識だけではないのです。実行に導く力です。

コーチは、片づけられない人に片付けを教えるのではありません。
片付けをその人自身で実行できるように、導くのです。

時には教え、時には一緒に作業し、時には任せてみて。

そうして、その人が持つ本来の片付け力を蘇らせていきます。
30の片付け力だって、キャパシティを超えなければ、上手に片付けられます。

 「片付けできた!」

この成功体験が、次の成功体験を呼び込みます。
片付けられると嬉しい。きれいな部屋にいると清々しい。
気分が洋々になる。楽しい。
そうして片付けが苦にならなくなる。
次第に好きになる。
いつのまにか、普通にできるようになる。

そして人間は、学習能力を持っています。成長します。
勉強して知識を身につけ、訓練して実践力を身につけられます。
楽しんで片付けが出来るようになれば、それはもう辛いことではなくなります。
30の片付け力が、40にも50にもなってきます。

その道程は、長いでしょう。
でも、決して閉ざされてはいないのです。


スポーツの世界では、コーチングのスキルが発達していて、その効果が科学的に証明されているのでしょう。
だからスポーツ選手には、みんなコーチがついています。コーチのいない野球チームはありません。
コーチングは、その人の持っている力を引き出すための効果があります。

むしろ、コーチを付けるのがあたりまえ!


● 『ひとりで片付けられるようになる』という目標到達に向かって、ゴールするまで共に歩むこと。
● 片付けられるようになったことに喜びを感じ、コーチから卒業してひとり立ちすること。

片付けられない人を導くのが、コーチの役目です。


※ アクナレッジメントとは?
アクナレッジメントは、相手を認めて受け入れるという、コーチングの用語です。
 「ちゃんと話すことができたな。」
 「最後まで諦めずに実行したね!」
相手が実行したことの到達点をそのまま口にすることによって、相手が達成感を持つように導くことがでます。
注意すべきことは、アクナレッジメントは、誉めることとは若干違うということです。
「よくやったね」という賞賛は、相手に対しての意見や評価ととられ、素直には受け取られにくいことがしばしばあります。
アクナレッジメントは、「ここまで来たな。」という到達点を事実として伝える分、受け取りやすいものになり、賞賛の一歩進んだ形といえるでしょう。
つまり、アクナレッジメントは、相手に現れている違いや変化、成長や成果に、いち早く気付き、それを言語化して、相手にはっきりと伝えることに他なりません。
相手は、自分の行動を通じて、自分自身が成長し変化していることを知ります。そして、そのことに喜びを覚え、そのこと自体に達成感を持つようになります。
この自己成長感は、相手のやる気や自発性を強く促すエネルギー源となり、相手を結果重視型からプロセス重視型に移行させることができるのです。
そして、仕事や生活、学習自体を楽しむことができるようになるのです。