ADDとADHDの片付け力

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注意欠陥をテーマにした多くは、子供のADHDを取り上げているようです。
ところが、世間には、大人のADD=片付けられない人たちがたくさんいます。
男性はADD/ADHDであっても、大人になると社会で問題なく生活していることが比較的多いようです。
でも女性は、その障害が表面に現れてしまいます。
『片づけられない』と悩んでいる人は、圧倒的に女性のほうが多いようです。

ADDの特徴的な症状でもある「片付けられない」という性質は、社会が期待する女性像と見事なまでに相反するものだからでしょうね。
職場にも家庭にも、女性だけに課せられた「暗黙の条件」がたくさんあります。
しかもその多くが、かなりの片づけ・整理整頓能力を必要とするのです。

・女性の方が整理能力を必要とされる作業(事務など)をたくさん担当している
・女性の生活の方が複雑で、まとまりがない
・女性はいくつかの顔を使い分けなければならないし、手元の作業を中断して他人の要求に応えなければならない事も多い
・子供がいる場合、子供に規則正しい生活をさせるという責任は、母親に余分にかかる
・男性は、恋人や配偶者に整理整頓や掃除をしてもらえる事が多い
・男性は、整理能力がなくても、「かえって可愛げがある」「仕事に熱中しているのであろう」と評価される
・女性は、整理能力がないと、根本的な欠陥のように見られ、自分でもそう信じてしまう

ADDの彼女たちは、ごくごく普通の人です。知的で聡明な方も多くいらっしゃいます。
仕事も能力を発揮されている方もたくさんです。
ただ一点・・・"片付けられない"だけ。
それも、女性だからと非難もされ、御自身でも自分を責めてしまう...

周辺の方たちが、もっともっとADDを理解し、彼女たちのフォローをしてあげるだけで、彼女たちの能力は数倍も発揮されるはずです。
もしも男性の方がこの文章を読んでいたなら、そして、パートナーが,会社の部下がADDの症状を発症していたら、片付けや整理整頓や雑用はサポートしてあげて下さい。
きっと、彼女たちは変わります。

片付けられないことで、非難され、自分を責め、自身を失くしてしまっている状態では、ますます片付けができなくなります。
萎縮してしまっていて、本来の力の10分の1も発揮できていないのです。

片付けが苦手と言っても、その能力が全くの0ということはありません。
普通の人が100だとしたら、30とか40の片付け力はあるんです。
でも、萎縮してしまうと、限りなく0に近づいてしまいます。
それが、「片づけられない」いまの状態なのです。

まずは、その萎縮を解いてあげましょう。
ADDの彼女たちにもできる、片付け方はあります。30の力で出来るように、工夫する方法です。
自分の片付け力の範囲内で出来る片付けのコツさえつかめば、片づけられるようになるのです。