安全かつ効果的に使うためにも、種類や選び方を覚えましょう。洗剤は掃除に欠かせないものですが、間違った使い方をすると、効果が得られなかったり事故のもとになったりすることもあります。種類や選び方をしっかり覚えて、安全かつ効果的に使いましょう。

 洗剤の種類と正しい使い分け

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掃除に欠かせない洗剤ですが、間違った使い方をすると、効果が得られなかったり事故のもとになったりしかねません。種類や選び方、使い方をしっかりおさえておきましょう。

洗剤は4タイプ

洗剤には「中性」「酸性」「弱アルカリ性」「アルカリ性」の4タイプがあります。一番マイルドなのは中性で、普通の台所用洗剤がこれにあたります。アルカリが強くなるほど強力で、油汚れなどに威力を発揮します。酸性はトイレの頑固な黄ばみや黒ずみに効果的です。

洗濯洗剤の場合は、毎日の洗濯用として一般的なのは弱アルカリ性合成洗剤で、おしゃれ着用は中性洗剤となっています。汚れの種類や度合にあわせて、品質表示をよく読んで選びましょう。

使用上の注意点

必ず守りたいのは、2種類以上の洗剤を混ぜて使わないことです。例えば、トイレを酸性洗剤で掃除した直後に塩素系漂白剤を使ったりすると、有毒ガスが発生して危険です。また、酸性洗剤とアルカリ性洗剤を併用すると、中和作用で効果が減少してしまいます。

効果が大きいほど人体や物への影響も大

さらに、強い洗剤は効果が大きい分、人体や物への負担も大きいので、洗剤は、次のように弱いものから段階的に使いましょう。

  1. まずは洗剤を使わずに水やお湯で洗う。
  2. 汚れが落ちなければ中性洗剤を使う。
  3. それでもだめなら強力洗剤を使う。

洗剤には化学薬品が含まれているので、手荒れなどを防ぐためにも、直接触れるのは避けたほうが無難です。ゴム手袋をはめる、目に入らないよう気をつける、よく換気する、などに注意して使いましょう。

形状は違っても内容は同じ

なお、洗剤には粉末・液体・ジェルなどといった形状の違いがありますが、溶けやすさや浸透力の差はあるものの、要は使い勝手の問題で、内容や効果は変わりません。自分が使いやすいものを選びましょう。

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